中国で生まれた中国式産み分けカレンダー
世界にはいろんな産み分け法や迷信があるんですが、中国に伝わる産み分け法の一つに「中国式産み分けカレンダー」というものがあります。
性交渉した日付から生まれる子供の性別がわかっちゃうってものなんですが、これが結構当たると評判。
結構有名なので、産み分けを意識している人は一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
でも聞いたことはあっても詳しく知らない人も多いはず。
それに、実はちょっとした注意点もあるんですよね。
ということで、
- 中国式産み分けカレンダーって一体どんなもの?
- 当たるっていってもどれくらいの確率で?
- 使用する場合の注意点は?
という気になるところを詳しく解説します^^
【目次】
中国式産み分けカレンダーは、女性の年齢(数え年)と受胎月から計算される中国式の産み分け法です。
- 産み分けカレンダー
- 産み分け表
のどちらの呼び方もありますが、同じものですね。
中国式カレンダーはその名のとおり、中国で作られたもので、今から約700年前の中国(元の時代)の王宮の男女の出生記録がもとになってます。
出生記録から男女の統計をとり、結果を表(カレンダー)にしたのが始まりですね。
当時のカレンダーが中国の王家のお墓から見つかり、現代に伝わっているとのこと。
(原本は北京の研究所に保管されてるらしいです。)
具体的には、女性が妊娠した時の
- 時期(受胎月)
- 年齢(数え年)
を当てはめると、男の子か女の子のどちらが産まれるかがわかる仕組みになってます。
現代でいえば統計学的なものと言えるんですが、これが結構当たると評判で、今でも中国だけでなく世界中でも使われてたりします。
中国式産み分けカレンダーの見方、使い方、計算方法
中国式の産み分けカレンダーはちょっと特殊なので、その見方や使い方、計算方法についてまとめてみます。
カレンダー(表)の見方
中国式産み分けカレンダーは、上にも書いたとおり、女性の年齢と受胎月(妊娠した月)をもとに赤ちゃんの性別を予想するものです。
具体的には、カレンダー(表)の縦軸と横軸に
- 縦軸…年齢(数え年)
- 横軸…受胎月(妊娠した月)
が書いてあります。
自分の年齢と受胎月が交わったところに表示されている性別が生まれてくる赤ちゃんの性別になります。
簡単そうですが、ここで注意点をひとつ。
中国式産み分けカレンダーは700年前に作成されたものなので、そもそも暦(こよみ)の数え方が現代とは違うんですね。
なので、
- 年齢は数え年
- 受胎月(妊娠した月)は旧暦(太陰太陽歴)
で数えないといけないんです。
知らない人にとっては、
数え年?旧暦?太陰暦??
なんじゃいそれ?
て感じですよね^^;
私も最初よくわかりませんでした…
同様にわからない人もいると思うので簡単に説明しますね。
数え年の計算方法(考え方)
現在の年齢の数え方
現在の年齢の数え方は、生まれ時を0歳とし、誕生日が来たら1歳年をとります。
実年齢とか満年齢という言い方をしますね。
でも数え年の考え方はちょっと違います。
数え年の考え方
数え年では、生まれた年を0歳ではなく、1歳と考えます。
そして、新年(1月1日)を迎えるごとに1歳年をとるという考え方です。
現在の年齢の数え方(満年齢)と比較して考えると、誕生日前は満年齢に2歳、誕生日後は満年齢に1歳プラスする感じですね。
- 1月1日〜誕生日前…満年齢+2歳
- 誕生日〜12月31日…満年齢+1歳
として計算すると簡単です。
数え年の計算例
年齢別に例をあげて計算してみましょう。
現在の日付を2017年9月14日とします。
例1)誕生日が1993年7月7日の場合…
現在の考え方で言うと、満年齢が24歳です。
既に誕生日を過ぎてますので、満年齢(24歳)に1歳を足して25歳が数え年です。
例2)誕生1990年12月14日の場合…
現在の考え方ですと、27歳になる年ですが、誕生日前なので満年齢は26歳。
誕生日を過ぎていないので、満年齢(26歳)に2歳を足して28歳が数え年です。
受胎月の計算方法(考え方)
受胎月は妊娠した月のことですが、簡単に言えば性交渉をした月と考えてもOKです。
そして上にも書きましたが、実はこの受胎月は旧暦(太陰太陽暦)で考えないといけないんですね。
(「太陰太陽暦」は単純に「太陰暦」と呼ばれたりもします。)
旧暦(太陰太陽暦)と現在の西暦(太陽歴)の違いは「1年の長さ」です。
旧暦(太陰太陽暦)では、1年が354日と短いので現在の西暦とズレが出てしまいます。
(現在の西暦だと1年365日なので、11日間も違いますね。)
※豆知識
ちなみに、「1年で11日違ったら、何十年たったらすっごいずれが生じちゃうんでは?」と思った方。。
ご安心を。このズレは3年に一度、1ヶ月分を挿入して調整するようになってますので大丈夫です♪
閏月(うるうげつ)と言うんですが、現在の4年に1度の閏年(うるうどし)と同じ考えですね♪
といっても、今の日付が旧暦で何月何日なのか?と言われてもよく分からないですよね。。
そういった場合は、下の自動計算ソフトに入力すると一瞬でわかります。
例えば、2017年9月と入力すると、下のような画面が出てきます。
この表は、
- 左側が新暦(西暦)の日付
- 右側が旧暦(太陰暦)の日付
の対照表になってます。
例えば、西暦2017年9月15日の旧暦は7月25日ですね。
なので、この場合の受胎月は「7月」と考えればいい、というわけです^^
中国式産み分けカレンダーで子供の性別が当たる確率は?
ここまで、中国式産み分けカレンダーの使い方等を説明してきましたが、気になるのが
「中国式の産み分けカレンダーがどれくらいの確率で当たるのか?」
というところ。
その的中率は、一説には90%くらいだと言われています。
例えば、日本のサイトで良く紹介されているのが、
- 中国人…99%
- 中国以外のアジア人…90%
- アメリカ人…85%
という数値。
中国人の的中率99%??
これが本当だとすると、すごい確率ですよね??
でも、海外では別の確率と紹介されていたりしますし、正式な文献や信頼性の高い情報元などはないので、正確なデータというわけではないようです。
というのも、中国式産み分けカレンダーは別名で「産み分け占い」とも呼ばれていて、そもそも科学的根拠をもとにした産み分け法ではありません。
なので、過度な期待は禁物かなと思います。
しくみからいえば、性交渉をする月がいつかだけで子供の性別が決まるってことなので、そんな簡単なことはないでしょ?って普通ならわかりますよね。
(性別が決まる仕組みについてはTOPページにくわしくまとめていますので参考にしてください。)
ですので、あくまでも「性別占い」とか「性別を当てる楽しみ」くらいの遊び感覚で捉えるのが良いかなって思います^^
実際に産み分けカレンダーを使用してみた結果…(使い方)
実際に産み分けカレンダーの使用例をみてみましょう。
例)1992年6月15日生まれの女性が2017年9月22日に受胎した場合…
数え年は?
実年齢(満年齢)は24歳で、誕生日前なので1歳プラスして25歳が数え年です。
受胎月は?
先ほどの自動計算ソフトに入力すると、受胎月は8月と出てきます。
中国式産み分けカレンダーで、
縦軸(25歳)と横軸(8月)の交わるところは「男の子」です。
ということで、この場合「男の子が生まれる確率が高い!」という結果になりますね^^
私の場合は?
実際に私も中国式産み分けカレンダーに当てはめて計算してみたところ、、、
中国式カレンダーの性別 | 実際の性別 | 結果 | |
---|---|---|---|
1人目 | 女の子 | 男の子 | ハズレ |
2人目 | 女の子 | 女の子 | 当たり |
ひとりめはハズレで、ふたりめは当たり。
確率は50%。。
う〜ん、、、微妙(笑)。
まぁ占い感覚なのでこんなものですね^^;
ちなみに二人目の時は、排卵日の二日前の性交渉を意識し(完全に正確ではないですが)、補助剤として産み分けゼリー(ピンクゼリー)を使用しました。
(一人目は全く産み分けを意識してませんでした。)
なので、、
2人目についても中国式産み分けカレンダーが当たったというよりも、産み分けゼリー等を使った効果の方が高かったと思います。
中国式産み分けカレンダーはあくまでも「占い」程度。
それだけに頼って、産み分けの成功確率を上げようとするのではなく、他の産み分け法も組み合わせることが産み分けの成功率を上げるコツだと思います^^
ということでまとめです!
- 中国式産み分けカレンダーは医学的、科学的な根拠はない
- あくまで「占い」ととらえて頼りすぎないこと
- 使用する場合は、他の産み分け方法(タイミング、産み分けゼリー等)を組み合わせること
中国式の産み分けカレンダーのみに頼るのはほどほどにしておいて、後悔しない産み分け方法を選択するようにしましょうね^^